地球温暖化対策地域協議会 エコネットあんじょう

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生物多様性について(COP10)

 

自然部会



「将来を担う子供たちに環境問題に関しての興味を持つきっかけの場を設ける」

安城市は都市化が進んでいるが、僅かであるが市内各所に守るべき自然が散在している。 しかしながら、そこに生活している市民でさえも認識が薄い。と言うのも、今まではそういった自然とふれあう機会に恵まれなかった、機会がなかったためではないだろうか。  自然部会はそういった機会を市内の残された身近な自然環境を利用し一人でも多くの市民、特に将来の安城の担い手となる子供たちに自分の体(五感)を使い、感じてもらうことにより、環境問題に関しての興味を持つきっかけを提供したいと思い活動しています。  ということで、自然部会は夏には子供環境講座ということで、秋葉公園を利用しセミ講座を開催しています。公園には多くの木がありセミもたくさんいます。しかしながらが、よく見るとセミのたくさんあっまっている木もあれば、そうでない木もあります。なぜだろう?また、木によって集まるセミの種類がちがう。なぜだろう? セミが生きていくために必要な環境は?などなど。自分たちの周りの環境について知る、興味を持つ力をつけてもらうためにセミを捕まえながら楽しく活動しています。  参加者も毎回大変多く好評を得、リピータの参加者もみえます。 何のきっかけもなければ、自然環境にたいして興味を持つことは難しいが、参加してくれた子供たちはきっと中学生、高校生そして社会人になったとき自然環境に対し造詣のある大人に育ってくれていると思います。   今の大人たちが地球に大きな負荷を与えたことによって引き起こされた、地球温暖化・ゴミ問題・環境汚染。叫ばれすでに何十年が経過しているが、未だに解決の未来が見えてこない。しかしながら、子供のときから自然環境に興味・関心をもった子供たちが大人になったときにはその解決の糸口が見えるのではないでしょうか。



 
美化部会
 
 

私たちの知識が不足している分野が非常に多く、 特に生態系分野は意識不足である。 草花・洋花・山野草・花木と美的空間の造成・癒しの空間・花色・花柄から見て 心が癒されるものの選定・デザイン・生育とこころ楽しい事ばかりだ。このような楽しさから、 花壇作り、公園の花壇・公園の清掃・ビオトープの清掃・ 除草等々のボランティア活動を楽しんでいる。 又、このような活動の中にも副次効果があった。 それは花期の終了した花柄をゴミとして廃棄処分していたが、 3年前よりゴミに出さず有効利用しようと、花期済花柄を1ヶ所に集め、 乾燥させ堆肥ようと決め、集約場所に<シロ>を作りました。 ところが、三ヶ月後<シロ>に10〜20種類の生物が生育されていました。
そこで、この堆肥を即使用すると生物の多数が死んでしまうこと、 又、EM菌を使用して堆肥化すると、多数の生物が減少してしまうことが判明いたしました。
その生物にあまり影響の少ない乾季に堆肥にして利用し、雨期(3月〜9月)に堆肥の造成をし、 冬花壇の花柄を5月に撤去、夏花壇(6月〜9月)は堆肥化し越冬する生物の育成のシロとしました。
また、ビオトープの清掃にも、3年前から方法を変更しました。 これは水辺に住む小動物・河川の小魚・川虫・鳥等の保護に配慮したもの。 水辺1m内外の草刈をやめました。この草場の浅瀬に鯉が<5月〜6月>卵を産み、 葦にアイガモが卵を産み、営巣地となり、カワセミのハンティングの場となります。 白サギ(大)・小サギ(白)・ヘラサギ・五位サギ・間鴨・ 大葦切などが多数戻って以前の自然に戻りました。
手元にある自然を壊さず大自然の叡智を守るには、大変知識不足だと痛感し、 今度一層の努力して行くと決めています。



 

くらし部会



「生物多様性と私たちの暮らし」

生物多様性の危機、大まかに言うと「温暖化」「開発」「乱獲」「移動」 の4つが生物多様性を脅かす原因だと思います。 そして、私たちの暮らしがそれらを引き起こしているのです。
《この4項目を解りやすく説明すると》

「温暖化」→温暖化により海水温が上昇し、サンゴなどが大きく減少しているのは事実です。 また、白熊などが絶滅の危機にあるのはポピュラーな話です。 温暖化に関しては人間の活動が影響していると思われます。

「開発」→インドネシアやアマゾンやカナダなどの森林は材木として紙の原料などとして日本にやってきて私たちがふだん当たり前に使っています。そして、その開発された土地では、大豆やトウモロコシといった穀物が作られ、私たちの食卓に届けられたり、バイオエタノールとして自動車などの燃料としても使われます。 開発によって棲家を追われた動物たちの多くは絶滅の危機に瀕しています。

「乱獲」→例えばクロマグロなどは養殖しない限りこのままいけば絶滅するでしょう。そして回転寿司などで私たちはそれらを当たり前のように食べています。 魚類の繁殖を上回るスピードで私たちが乱獲をしている訳です。

「移動」→飛行機などの輸送機器の発達により経済のグローバル化が進み、人、物が世界中を駆け回りそれにより、人間以外の生き物も生息域が広がって、在来種を外来種が駆逐するという現象が起きています。日本においては、ブラックバスやアルゼンチンアリなどが有名です。 また、ペットを捨て、それが野生化して生態系を壊すという事態も起きています。

これら4項目は全てつながっていて、複雑に絡み合っています。そして、経済成長や経済のグローバル化と正反対に位置するのがまさに「生物多様性」であることがわかります。 「豊な暮らしをしたい、生物多様性を守りたい」という相反する思いに対して、科学者や動物学者でない私たちができることは、現状を知ること、自分達にできることがあれば、無理の無い範囲で、行動に移すこと。そして私たち人間が生物の一員であることを自覚することなのでしょう。 さて、できる行動は「消費の抑制」と「地産地消」。そして一番大切なことは「足るを知る」という思想。そして「私たちも動物の一種で特別な生き物ではない」「他の動物が絶滅して人間だけ生き残ることはできない」という意識を持つことで「生物多様性保全」の行動に移す事ができるのです。 私の子供の頃、昭和30年代は昭和一ケタの親の世代と周辺環境は大きく変わりがありませんでした。
今から思えば、良い悪いは別として、実に多くの動物と一緒に暮らしていたのだと思い出します。
野良猫は今でもいますが、野良犬がいました。屋根裏ではトムとジェリー張りにネズミが走り回っていました、うるさくて寝れないので、ネズミ捕りを仕掛けると、大きなネズミがかかっていて、近くの川で水死させ、そして、そのまま流すという事をさせられた記憶があります。 ハエはブンブン飛んでいて、ハエ獲り紙や食卓の上にはハエを防ぐ網や、蚊を防ぐ蚊帳(カヤ)があったり、ゴキブリホイホイもその後出てきて沢山獲ったのを覚えています。 梅雨時は、ナメクジ、カタツムリ、アマガエル、イモリ、ヤモリがうろうろし、外ではウシガエルが「モー」と言って鳴き、近くの川では蛍が飛ぶといった様子です。 田んぼではオタマジャクシ、タニシ、メダカ、アメンボ、など。
川では、アメリカザリガニ、ハヤ、フナ、コイ、ドジョウ、ナマズ、などがいっぱい獲れました。
年々、私たちの周りも「開発」という名のもとに田んぼがなくなり、住宅地や商業施設や工場となり、川は地中に埋められ、田んぼは農薬漬けで生き物がいません。だんだん私たちの暮らしは自然と離れていきました。 私たちは色々な動物と当たり前に一緒に暮らしていた時代がつい最近まであったわけです。
そして現在、日本の犬や猫のペットの数が2200万匹と聞くと、人は自然を求める生き物であることを実感するとともに、その管理に責任を持たなければいけないと思いを強くします。
また、「足るを知る」=「消費の抑制」→「地産地消」を進めることが大切で、グリーンコンシュマーを育てる教育も必要と考えます。多少高くても「地産地消」! 環境に優しい消費を心がけ、食べ物は残さず作り、食べる、肉食を減らす、などを心がけ、資源を無駄なく大切に使うという温暖化対策も重要な行動です。 また、有機農法を行うことで農地の生態系は豊になり、そこで生産された食べ物を食べることで、食の安全を守ることもできます。
私たちの暮らしと「生物多様性問題」。まずはできる事から始めましょう。 



 

河川部会



「河川部会における生物多様性の取組」

河川部会は、河川からごみを無くそうということから、町内会と企業、小学校、中学校との関係を持ちながら取り組みを考えてきました。 河川部会の構成人員は三つのボランティアグループと7人の個人会員から構成されております。 当部会はボランティアグループの油ケ淵クリーンクラブ、ビガジョガリ4・6がメインで活動を開始したため、半場川に対する取り組みから開始し、追って市内の他の川に横展開しようと考えました。

半場川クリーン活動は 半場川を上下二つに分け11月と12月に実施し、河川の堤防、川の中のごみ拾いが主となりました、町内会、企業、学校の生徒に協力をお願いした活動となっております。 この活動でごみが年々減少しているように感じます。

南部フォーラムとして「油ケ淵流域の環境を考える集い」を行っております、当初は「水」に関する事例の報告でしたが昨年から環境問題に広げました。 これも町内会、企業、学校の生徒たちにお願いし 発表会を実施しておりま す。 生徒さんのハツラツとした発表に感激しております、

自然部会と共同で川の生き物を探そうということで新田川(半場川の支流)にて 実施しております、対象は小学生です、 平成20年7月に実施した時、川はドブ臭く、きれいにする必要性を感じました、 そこで21年度は一年間水質調査を行いました。 透視度はシロカキの問題もあり夏は悪く冬はきれいです、 CODは7月に悪く14ppm位になります。
(和泉町の下水道工事は一部完了していますが、半分近く残っております。)
22年度よりこの川をきれいにする活動に取り組むことにしました。
河川部会のメンバーからEM菌を使おうという意見があり取り組みを開始しました、 EM菌は色々言われますが岡崎の例などを勉強し現在取り組み中です。  EM菌は嫌気性の微生物です、 酸素は必要としなく有機物の分解能力は高いため一度使ってみました、 その結果を見て次の手を考えたく思います。 現在 EM菌の投入を始めました、川底の泥を回収し変化を調査する段階です。
また 川の一部変更を考え「新田川改善プロジェクト案」を作り安城市土木課へ提示し検討依頼をする予定です。 このようにして水生生物を昔の状態にもどし、魚を増やしたく思います。
川からごみをなくし、川の水質をよくすれば魚が増え自然がよみがえるかなと考え進めております。
(ビオトープ)
以上が生物多様性への取り組みです。